型枠工事

型枠工事の概要

型枠工事とは、鉄筋コンクリートで建物を建造する際に必要となる型枠をその場で 組み立て、コンクリートを流し込み、成型していく工事です。
ほとんどの鉄筋コンクリートの建物は、この型枠工事によって作られています。
建物の強度や耐震性を左右する基礎となるので、ひとつひとつの建物で形状が異なります。その建物に合った最適な型枠設計で、人の力で出来上がります。建築物において、強度や質は最も重要視されるポイントです。人の手で作り上げることによって信頼性の高い施工を実現しています。

型枠工事
型枠工事
型枠工事

化粧打ち放し型枠

化粧打ち放しとは、打設したコンクリートの表面にタイル貼りや塗装などを施さず、そのままの状態で仕上がりとする方法のこと。その際に使用する型枠を、化粧打ち放し型枠といいます。

化粧打ち放し型枠
化粧打ち放し型枠

システム型枠

システム型枠とは、同じ形で転用できる型枠のこと。躯体の型となる型枠は、一般的に建築物によってその形状が異なりますが、柱や梁など、構造上重要な部分は、特殊な形状の型枠が必要になることはほとんどありません。これらの部分の型枠をユニット化し、短時間で組み立てられるように工夫されたものがシステム型枠です。大規模な建物や擁壁、道路の橋脚などで使われます。

システム型枠
システム型枠

特殊形状の型枠

屋外の音楽ホール、大きな公園内の建造物、コンクリートで製作するオブジェなどは、高いデザイン性が求められます。また、直線だけでなく、曲面を表現しなくてはならない場合も多々あります。そうした建造物を造る際には、特殊な形状をした型枠が必要になります。

システム型枠
システム型枠
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